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銀行の3大機能

金融仲介機能

金融仲介機能というのは、その名のとおり「お金を借りたい人(借り手)」と「お金を貸せる人(貸し手)」の間に立って仲介を行う役割のことをいいます。「借り手」と「貸し手」が直接会って金銭の貸し借りを成立させるのは、とても難しいことです。


「借り手」の借りたい金額が「貸し手」の貸せる金額より大きいときには複数の「貸し手」を探す必要がありますし、ひょっとすると返済時に予期せぬトラブルが起こるかもしれません。それ以前に、「お金を貸してもいいよ」という「貸し手」に出会う機会に恵まれないことも多いでしょう。


そのような一切の面倒ごとを銀行が間に立って解決し、お金の貸し借りをスムーズにしてくれる。それが銀行が持っている一つの機能、金融仲介機能なのです。 ここでいう「借り手」というのはもちろん、銀行からお金を借りる企業および個人を指します。会社の設備投資のためにお金を借りたり、住宅ローンを組んだりした場面を想像するとわかりやすいかと思われます。


ではこのとき、「貸し手」というのは誰を指すのでしょう。基本的に、銀行の資金から貸し出しているわけではありません。銀行が「借り手」に貸し出しているお金、その正体はわれわれが銀行に預けている「預金」なのです。つまり、ここで言う「貸し手」とは、われわれ一般利用者たちのことを指します。


以上のことを要約すると、銀行にはお金を貸し出せる不特定多数の「貸し手」からお金を「預金」として預かり、そのお金を「借り手」に貸し出す役割があり、その機能のことを「金融仲介機能」というのです。