銀行ドットネット 銀行の役割と仕組みを知ろう

銀行の3大機能

信用創造機能

信用創造機能というのは、銀行がお金を預かったりお金を貸し出したりを繰り返していくうちに、徐々にお金が増えていく機能のことをいいます。


銀行は預金を預金者がいつでも好きなときに払い戻すことができるように、常に現金を用意しています。とはいっても、預金の中には定期預金のように長期間預けたまま払い戻されないものがあります。それに、預けている人全員が一度にお金を払い戻そうとすることはまずないといえるでしょう。そのため銀行は預金された全額を抱え込んでいる必要はなく、支払い準備分として十分なお金さえ手元に置いておけば、残りを貸し出しにまわすことができるのです。


貸し出しても残高上、預金の存在自体が消えるわけではないので、銀行の預金残高のほかに「貸し出した金額」という新たなお金が生み出されたことになります。お金を借りた人や企業は、そのお金を使って商品を買ったり取引業者への支払いに当てたりします。


そのお金を受け取ったお店や企業は、すぐに使う必要が無ければ銀行にそのお金を預けます。 すると、銀行はその預金の中からまた貸し出しを行い、そのお金を借りた人は買い物や支払いに当て、お金を受け取ったお店からまた銀行に預金され、銀行はその預金からまた貸し出しを行い……という連鎖が生まれます。


これが繰り返されることによって預金がどんどん増え、その上貸し出したお金はいずれ戻ってくるのですから「預金残高」プラス「貸し出した金額」を銀行は得ることになります。このようにしてお金が増えていく一連の仕組みを、信用創造機能と呼んでいます。