銀行ドットネット 銀行の役割と仕組みを知ろう
銀行豆知識
銀行発祥の歴史
銀行の起源は、両替商が知られています。今から2500年ほど前のギリシアでは、お金を各都市が自由に作っていたので、そのお金を両替していました。また、両替商は偽のお金を見破る能力に長けていたため信用が厚く、みんながお金を預けたりするようになりました。
現在のような形態の銀行が誕生したのは、中世末期のイギリスでした。当時の主要な決済手段は「金」でした。経済の発展に伴い多くの金を持つことになった人たちは、盗難などのリスクを避けるため、ロンドンでも一番頑丈な金庫を持つといわれた金細工商(ゴールドスミス)に金を預けることにしました。
しばらくすると、ゴールドスミスは自分に預けられている金が常に一定量以上あるということに気づきました。支払いに使われた金を、受け取った業者がすぐに預けにくることが原因です。ゴールドスミスは預けられた金を運用しても預金支払い不能にならないことを知り、貸し出しをするようになりました。
ゴールドスミスが発行した預り証は、いつでも金を引き出せることから金と同等の価値を持ち、後の紙幣の起源になったといわれています。また、貸し出した金を受け取った業者がまた預け、それを貸し出すことを繰り返していくうちに、預り証が実際の金よりも増えていくことになりました。
これは信用創造と呼ばれる、現在の銀行でも重要な機能の一つです。 日本にも江戸時代には両替商があり、また大商人が融資を行ったり、決済代行の業務を行っていました。ちなみに日本初の銀行は、明治維新後に誕生した第一国立銀行(現在のみずほ銀行)です。