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中央銀行について
中央銀行とは
中央銀行とは、国や国家連合などの金融機構の中心的な期間として設立された銀行のことです。日本は「日本銀行(にっぽんぎんこう)」、アメリカは「連邦準備制度理事会(FRB)」、イギリスは「イングランド銀行」、フランスは「フランス銀行」、ドイツは「ドイツ銀行」が、それぞれの中央銀行にあたります。
中央銀行では銀行券と呼ばれる通貨(紙幣)を発行し、市中銀行にお金を貸し出す「銀行の銀行」という役割を持っています。国債を売買して国への資金提供も行っているため、「政府の銀行」とも呼ばれます。また、そのような業務を通じて金融政策を行い、通貨価値の安定化などをはかるため「通貨の番人」とも呼ばれています。
世界でもっとも古い中央銀行はスウェーデン・リクスバンク(スウェーデン国立銀行)で、1668年に設立されました。前身にあたるストックホルム銀行は1661年、原料不足に悩まされていた硬貨に代わる貨幣としてヨーロッパで初めてとなる紙幣を発行しましたが、担保の無いまま過剰に紙幣を発行したために倒産してしまいました。
1694年にはイギリスで、対フランス戦の資金を調達するために王国政府がイングランド銀行を設立します。その後長い間は単なる大銀行の1つでしたが、19世紀初頭、金融恐慌により複数の銀行が発行していた独自の銀行券(紙幣)が無価値になる自体が頻発したため、1844年銀行条例が制定され、イギリスで唯一銀行券を発行できる発券銀行に定められました。
以上のように自然発生的に誕生した中央銀行とは違い、日本やアメリカは当初から物価の安定や発券業務を目的として中央銀行が設立されました。